事実は小説より奇なり!実際にあったことが基となっている衝撃の洋画3選

2016年8月4日

どんな刺激的なストーリーのある映画よりも実際に起こった出来事であるという事実が観ている人に強いインパクトを与えることがあります。今回はそんな事実に基づかれて作られた映画のうちおすすめの洋画を3つご紹介します。

あなたは最後まで観ることができるか!真実と認めるには恐ろしすぎる!「エミリー・ローズ」

2005年に製作された異色のホラーサスペンスが「エミリー・ローズ」です。1976年にドイツで実際に起きた一人の少女の死と悪魔祓いに関わるとされた死への疑念に対する裁判の様子が描かれています。
幸せな生活を送っていた19歳の少女はある日突然の苦しみに襲われます。その日を境にその後厳格や幻聴など異常な症状に苦しめられる少女。医学的に原因が判明しない中、悪魔の存在が原因であると確信した少女は地元の神父に悪魔祓いをしてもらいますが、その最中に少女が死亡してしまいます。少女の死は神父にあるのではと過失致死罪で起訴される神父。そんな神父を助けようと弁護士が立ち上がり、裁判劇が繰り広げられます。
悪魔祓いものの映画では珍しく、オカルトのシーンのみならず、裁判の様子が多く描かれている本作。実際にあった出来事であり、実際に起こった裁判である分、リアル観に差し迫られるようなシーンも多く、まさに身の毛もよだつような映画です。刺激を求めている人、オカルトファンには必見の作品ですよ。

撮影もリアル!鑑賞後は海に行くのが怖くなってしまうかも!?「オープンウォーター」

2003年に限定的に公開されたにもかかわらず多くの人を恐怖に導きアメリカで大ヒットとなった映画「オープンウォーター」は1998年に実際に起きた事件を基に描かれたホラー映画です。
訪れたオーストラリアの海でダイビングを楽しんでいた一組の夫婦は、やっととれた休日の時間を満喫していましたが、ダイビングを終えて海面に顔を出すと待っているはずの船の姿はなく、周囲には陸も人影も何一つ見えない状態となっていました。広い大海原の真ん中に取り残された夫婦は極限状態の中、サメの恐怖におびえながら恐ろしい時間を過ごすこととなります。
この映画は、現実にあったことを基に作られた作品であるということだけでなく、撮影が本物のサメが泳ぐ中で行われたことでも知られています。低予算の中、特殊効果を使うこともほとんどない中で撮影されたという驚きのこの作品。79分という上映時間の中で次々と二人を襲う恐怖の映像は、思わず海への恐怖感を抱いてしまいそうな恐ろしいシーンの連続で、特殊効果をほとんど無しで撮影された映画とは思えないようなシーンが満載です。
ぜひ一度、本物の緊張感を感じることができるこの映画で恐怖の海を体感してみてはいかがでしょうか。

誘拐された子供が違う子に!衝撃の内容をあなたは真実と信じることができるか?「チェンジリング」

1920年代にアメリカで実際に発生した連続誘拐殺人事件ゴードン・ノースコット事件を基に作られたのが、クリント・イーストウッド監督、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画「チェンジリング」です。
1928年ロサンゼルスの町でシングルマザーとして生活を送る母親が誘拐された一人息子を取り戻すために翻弄する物語です。警察の捜査により無事見つかった息子と再会するも、息子とされる少年は別人であったという衝撃の出来事から物語は始まります。警察は功績を潰されないために別人を救出したという事実を隠そうとし、自分の息子ではないと訴える母親を精神病であると病院へ入院させてしまいます。しかし、発生した事件の真相に警察の逃げ道はなくついに間違いを認め、それとともに少しずつ真実が明かされていきます。
引き込まれるようなストーリー展開、真実が基となっているが故に感じられる切なさ、母親の愛を感じるミステリードラマです。ほとんど脚色なく作られたという衝撃のストーリーのラストがどのようになっているのか、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。

本当にすべて真実!?目を疑いたくなるような衝撃の内容に何を思う?

世界では今この瞬間にもにわかに信じがたいような出来事や恐ろしい事件が起きているかもしれません。普段の生活ではなかなか知ることができないことを、物語仕立てて分かりやすく知ることができるのも映画の魅力の一つですよね。
気軽に恐怖を感じるのも良し、世界で起きている現実に耳を傾ける機会として楽しむも良し。ぜひこの機会に映画でゾクゾクしてみてはいかがでしょうか。

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