一戸建て購入前に忘れてはならないこと

2016年8月4日

マイホーム購入の際に頭を悩ませるのが、一戸建てを買うか、マンションを買うかの問題ですよね。どちらにもそれぞれ優れた点、悪い点があり、なかなか決断できない人も多いことでしょう。今回は一戸建てを購入する際に気をつけたい点を見ていきます。

マンションと同じく維持・管理費は必要!

よくマンションには修繕積立金や共益費など、住宅ローン以外にも必要な金額がたくさんある、ということがいわれます。ですが一戸建てにはないか、というとそうではありません。一戸建てもマンションと同様劣化は避けられないものであり、年数を重ねることで修繕の必要性は大きくなってきます。外壁の塗り直しや排水管の掃除、場合によってはシロアリの駆除など、数え上げるとキリがありません。それらも管理業者がやってくれるわけでなく、自分で手配しなければならないのも、一戸建ての手間なところ。マンションも一戸建ても維持・管理費は必要不可欠。その金額をマンションは毎月支払い、一戸建ては一度に支払う。そしてマンションは管理を一任するだけに割高になり、一戸建ては自分で手配するために割安になる。そのような違いがあると覚えておきましょう。

セキュリティ面や地域との交流もきちんと確認

一戸建てはセキュリティ面では明らかにマンションに劣ってしまいます。こればかりは致し方がないことかもしれません。セキュリティ面を向上させるためには警備会社と契約を結ぶ必要があり、それも決して安い費用ではありません。また、地域の付き合いは場所によってはまだまだ存在します。ゴミ捨ての当番があったり、地域の催し物への参加を義務付けられたりする地域も少なくありません。とはいえ後者はマンション内でもあること。一戸建ての場合はマンション以上に、建っているところの地域性を事前調査することが求められるでしょう。

一戸建ての最大のメリットは自由度の高さ!?

ここまで一戸建て購入時の注意点ばかりを述べてきました。最後に一戸建ての最大のメリットを紹介しましょう。それはなんといっても、自由度の高さ。部屋の模様替えをするのも、改築を行うのも誰に気兼ねすることもありません。土地付きですから家自体を取り壊して新たに立て直すことも可能です。ただし、もちろんそのためにはお金が必要となります。

マンションでは思うようにならない大きな変更が、自分次第で気軽に行えるのが一戸建ての利点といえるでしょう。逆にこの点にあまり魅力を感じないような人にとっては、マンションの方が住みやすいのかもしれませんね。

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