不動産投資のリスクとメリット

2016年8月17日

毎月安定した家賃収入が得られて、他の投資に比べてリスクが低く長期的に資産形成するのに適している不動産投資。労働以外で収入を得る手段となる一方、投資であるゆえに空室、ローン、自然災害などのリスクも当然あります。

不動産投資のメリット

長期的な資産形成でメリットは大きいとされる不動産投資。労働以外で長期的に安定した収入を得られることが最大のメリットになります。
それに不動産経営は小資本や場合によっては小規模でも可能なところもメリットです。条件によっては全額ローンで出来てしまうことや、ワンルームマンションなど自身の状況に合わせて投資できます。
人件費もかからず専門知識もそれほど必要としないことも挙げられます。人を雇って経営するわけではないので管理する手間もありません。また、不動産の管理は管理会社に委託するケースが大半ですので、入居者のクレーム処理や家賃の回収などの面倒な手間も省けます。そして管理会社に任せることで時間に余裕が出るのも大きなメリットで、副業など空いた時間ですることも可能になります。
相続税や固定資産税を大きく節税できる効果も期待できます。

不動産投資のリスク

真っ先に考えられるのが物件を購入しても入居者が増えない空室のリスクです。入居の需要がない地域の不動産では家賃をいくら下げても満室になる可能性は低いです。また退去から入居までの空白期間は予想以上に賃貸収入に与えるダメージは大きく、好条件をいくら揃えても100%の入居率を維持するのは難しいと認識する必要があります。それを避けるためには周辺の賃貸物件の入居率を自分自身で確かめることが大事です。これはガスや電気のメーターや郵便受けにチラシがたまっているなどで確認できます。
またローンを組んでいるのであれば、上記の空室による家賃収入減で収入がローンを下回ってしまったり、金利上昇などのリスクが考えられます。
そして東日本大震災以降、発生率が高くなっている地震などの災害リスク、そして入居者の自殺、家賃の延滞などの不可抗力な要素が強いリスクになります。

Print Friendly, PDF & Email

関連記事

Top