知らないと恥ずかしい?葬儀マナーいろは

2016年8月17日

身内や知り合いの訃報を聞いて慌てた経験ありませんか?服装はこれで大丈夫か不安な気持ちにかられた事もあったはずです。他にも香典や焼香等しょっちゅうある訳ではないからこそ毎回迷います。そこで押さえるべき葬儀のマナーの基本を考察しつつご紹介していきましょう。

服装は何が大事なポイント?

本来葬儀は正式喪服になりますが、近年は略式喪服が多くブラックフォーマルスタイルであれば問題ありません。旅行先であったり事情があって喪服がない場合は地味な色合いの服装で列席しても大丈夫です。特に子供の場合は制服があれば良いですが、ない場合は黒や紺等地味で慎ましい色合いの服装で参列します。
女性ではアクセサリーを着けるかどうか迷いますが、正式喪服が基本形の葬儀・告別式では結婚指輪以外のアクセサリーを着けない方が無難です。どうしてもアクセサリーを着けたい場合は「涙」を表すパールを選び、繰り返す意味を持つ「二連以上」のネックレスは避けます。ストッキングは肌色でも良いですが、礼服と靴のバランスを鑑みて黒がベストです。ヒールは3~5センチ程度の高さに押さえる方が歩きやすく、派手な印象を与えません。髪飾りは極力控えて黒のゴムで留めるか、光沢がない黒のバレッタを着けます。

焼香や会場での振る舞いは?

葬儀会場では案内に従って行動する事が基本ですが、案内がない場合は臨機応変に対応する事が望ましいです。臨機応変は難しいと思いますが、故人から見て友人なのか親戚なのかの立ち位置で、座る場所や焼香の順番が決まりますので立ち位置を理解して行動します。
まず遺族や喪主に自分からお悔やみを伝えに行ってはいけません。近くにいても目礼で留めておき、遺族側から話しかけて来ない限りは静かに待つ事がマナーです。焼香の回数で悩む方がおり、宗派によって違うので判らない時は1~2回に会葬者の人数が多ければ1回にした方が良いかもしれません。焼香する前に祭壇に一礼して、焼香が終わったら祭壇と喪主・遺族側に向かって一礼する事が大事です。香典は新札を入れてはいけません。新札を準備すると「死ぬ事を予期して待っていた」意味になります。新札しかない時は折ってシワを付けると良いでしょう。

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