初めて赤ちゃんを迎える女性のみなさんへ

2016年11月24日

出産・育児・介護は人生における大きな課題ですが、どのような形で経験するのかは人それぞれですよね。ここでは、その一つ「出産」について、初めて赤ちゃんを迎える女性のみなさんへのお役立ち情報をまとめました。

赤ちゃんを家族みんなで迎えましょう

妊娠や出産は、女性のみに与えられた大きな役割です。実際、体に負担が掛かるのは女性ですよね。また、女性は妊娠中から赤ちゃんと成長を共有できますが、男性は赤ちゃんと対面してから父親の実感ができるのかもしれません。
しかし、妊娠や出産を無事に乗り切るためには、男性のサポートが必要になります。妊娠中の生活を心身両面から支えてもらうためにも、父親や両親を対象にした教室への積極的な参加をお願いしましょう。これらの教室は、自治体や病院などで開催されており、赤ちゃんを迎えるためのノウハウを学ぶ良い機会になります。
また、可能なら妊婦検診時に夫婦で出掛けるといいでしょう。病院によっては、診察室に一緒に入れてエコーなどを観られるようです。お腹にいる赤ちゃんの成長を身近に感じることによって、夫婦の絆が深まってきますね。

ベビー用品の準備をどうするか

初めて赤ちゃんを迎える家庭では、どんなものを用意したらいいのか迷うかもしれませんね。ベビー用品の中には、おむつ・衣類など生まれてすぐに必要なものだけでなく、ベビーカーのように慌てなくてもいいものもあります。
生まれてすぐに必要になる「おむつ」は、新生児用サイズを1ケース用意しておきましょう。母乳育児を考えている人も、母乳不足を想定して粉ミルクや哺乳瓶などを用意しておくと安心です。また、退院時に車の使用を考えている人は、その時からチャイルドシートが必要になります。
なお、赤ちゃん誕生後すぐに必要なものを用意する時期には個々にもよりますが、妊娠36週までには揃えておくと良いでしょう。

それぞれの実家との良好な関係も

夫婦2人で新婚生活をスタートした場合は、それぞれの実家との関係を良好に保つように心掛けましょう。夫の家族と同居している場合も含め、「里帰り出産」の選択肢もあり、女性にとってはそのほうが精神的にも楽かもしれません。しかし、生まれてくる赤ちゃんは、義両親にとっても大切な「孫」になりますよね。
また、祖父母世代とでは、妊娠・出産事情が変わっていることも少なくありません。たとえば、妊娠期間・十月十日(とつきとおか)の数え方は「妊娠○カ月」から「妊娠○週」が増えているようです。そのため、「妊娠カレンダー」のアプリなどを利用すると、みんなが情報共有するためには便利かもしれませんね。

赤ちゃんを迎えるためには、いろいろな準備が必要になります。特に、初めて妊娠する女性は出産に向けて不安に感じることも出てくるはずです。そのため、夫や家族に積極的なサポートをお願いしましょう。

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