頑張り過ぎない介護!介護を続けていく為には休息も必要

2016年11月24日

自宅で家族を介護している人も多いのではないでしょうか?毎日献身的に介護を続けていると、自分でも気がつかないうちに大きなストレスを抱えていることがあります。長く介護を続けていく為には頑張りすぎないこと、たまには少しだけ休憩をすることが大切です。そこで今回は介護する側の息抜きの方法について提案していきます。

介護疲れを防ぐ為に利用したいレスパイトケア

レスパイトケアという言葉をご存知ですか?レスパイトには息抜きや小休止というような意味があります。よってレスパイトケアとは介護する側が休息を取る為、一時的にケアを代行するサービスです。
一時的に要介護者を入院させることで、介護する側の疲労や精神的ストレスを軽減することができます。この間にゆっくりとリフレッシュし、事前に介護疲れを防止できるのは大変賢い方法だと言えます。レスパイトケアは急な用事や冠婚葬祭、旅行などの際にも利用でき便利です。

知っておきたい家族介護者リフレッシュ事業

市町村のホームページなどに「家族介護者リフレッシュ事業」というページが掲載されていることがあります。家族介護者リフレッシュ事業とは、在宅で介護している人にリフレッシュしてもらう為の取り組みです。
介護者同士で集まり悩み相談や情報交換をする、リフレッシュの為に日帰り旅行へ行くなどの活動が行われています。同じ境遇の人たちと話すことで悩みやストレスが解消できるかもしれません。また格安でヘルパーを派遣してもらい、家事や介護を手伝ってもらうこともできます。内容や適用される条件はさまざまなので、各市町村のホームページなどを確認しましょう。

30分でも自分の時間を作る

介護は長期戦になることが多いので、ストレスを溜め込まないようにリフレッシュできる時間を作ることが重要です。先ほど紹介したレスパイトケアなどを利用してまとまった休息を取るのも良いですが、毎日少しずつ自分の時間を確保するだけでもだいぶ気持ちが楽になります。全ての介護が終わった後、30分でも良いので自分の好きなことに没頭できる時間を作ってみましょう。音楽を聴く、テレビを観る、晩酌をするなど過ごし方は人それぞれですが、自分が心地良いと感じられる時間にしましょう。

介護期間中はつい頑張りすぎてしまう人が多いです。ですが頑張りすぎるとどこかで限界がきてしまう可能性もあるので、適度に休息を取る、ストレスを発散させることが重要です。今回紹介したサービスを利用して「頑張り過ぎない介護」を始めていきませんか?

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