その生活習慣が原因かも!?男性の薄毛、その原因と対策とは?

2016年11月24日

男性の薄毛にはさまざまな理由があります。自分の今の状態をちゃんと理解し、適切な対策をすることで、髪を長持ちさせることができます。以下で、薄毛になる原因をそれぞれ紹介します。

生活習慣に問題がある

寝る子は育つの格言は、髪の毛にも当てはまります。人間は睡眠中に成長ホルモンが大量に分泌されます。睡眠時間が短いと、髪に良いホルモンも分泌されなくなり、髪が育たなくなってしまいます。睡眠不足が常習化している方は要注意です。
また、食生活の偏りも薄毛の原因になります。ファーストフードやコンビニ弁当などには、コレステロールや脂質が過剰に含まれており、毛根から皮脂が過剰に分泌され、髪の成長をさまたげる原因になります。また偏った食生活では、髪に必要な栄養も不足しがち。特に、植物性タンパク質やビタミン、亜鉛が髪に重要なので意識して摂るようにしましょう。

さらに、栄養は血液を通して運ばれるので、頭皮の血行が悪くなると薄毛を進行させてしまいます。原因としては、タバコ、ストレス、運動不足などが考えられます。
ヘアケアの方法が雑であったり適切でなくても、抜け毛を増やす原因になります。例えば、整髪料をシャンプーで落としきれていないと、毛穴の詰まりの原因になります。逆に頭を洗いすぎても、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を招く恐れがあります。

AGAの原因と対策

薄毛の最も大きな原因は、男性ホルモンの作用であるといわれています。いわゆるAGA、男性型脱毛症と呼ばれています。生え際からM字型に進行するパターンと、頭頂部からO字型に進行するパターンがあります。AGAが発症すると髪本来の、生える、成長する、抜けるのサイクルが阻害され、成長しきらないうちに髪が抜けてしまいます。AGAは進行性で、基本的に発症してから何の対策もしなければ薄毛は進行する一方です。

AGAには、フィナステリドやミノキシジルという成分が有効とされています。大まかに、フィナステリドは抜け毛を防ぎ、ミノキシジルは発毛を促します。どちらも効果自体は証明されていますが、副作用の報告もされています。必ず皮膚科やメンズ美容クリニックなど病院で診察を受けて、適切な処置をするようにしましょう。

基本的に男性の薄毛はAGAが原因であることが多い傾向にあります。そこに生活リズムや食生活の乱れが加わると、さらに薄毛の進行を加速させることになります。諦めずにひとつずつ、できることから取り組んでいきましょう。

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