自分好みのコーヒーを選べる人になろう!知っているようで知らないカフェメニューの違い

2016年11月24日

お洒落なカフェでコーヒーを片手にゆっくりと過ごすひとときは格別ですよね。コーヒーにこだわったお店なら、カフェメニューを何種類も用意しているでしょう。カフェラテにカフェオレ、カプチーノにマキアート…スマートに自分好みのメニューを選びたいけれど、実は何がどう違うのかよくわかっていないという方も多いのではないのでしょうか。似ているようで全く違う、それぞれのカフェメニューの特徴を学びましょう。

エスプレッソコーヒーとドリップコーヒーの違いとは

カフェメニューの違いをよく理解するためには、2種類のコーヒーの淹れ方について知っておく必要があります。ひとつめは、ドリップ方式による淹れ方です。ドリップコーヒーとは、ペーパーフィルターや布の中に挽いた豆を入れ、お湯を注いでろ過しながら抽出されたコーヒーのことです。ご家庭で一般的に楽しまれているコーヒーは、一般的にこのドリップによる淹れ方が多いのではないでしょうか。もうひとつの淹れ方は、エスプレッソ方式によるものです。自然の浸透圧でゆっくりと抽出されるドリップ方式に対して、エスプレッソ方式は人工的に圧力をかけて短時間で一気に抽出します。このため、ドリップコーヒーよりもエスプレッソコーヒーの方が濃厚でコクのある味に仕上がるのです。エスプレッソコーヒーを淹れるには、カフェなどに置かれている専用のエスプレッソマシンを使う必要があります。

カフェオレとカフェラテの違いとは

コーヒーの淹れ方について理解したところで、具体的なカフェメニューの違いについて見ていきましょう。まずはカフェオレとカフェラテの違いについてです。どちらもコーヒーにミルクを注いで作るメニューですが、違いはあるのでしょうか。実は、先ほどご紹介した2種類のコーヒーの淹れ方さえ理解していれば、その答えは簡単です。カフェオレにはドリップコーヒーが、カフェラテにはエスプレッソコーヒーが使われているのです。つまり、ご家庭でドリップ方式で淹れたコーヒーにミルクを注いだものは、カフェオレ。エスプレッソマシンで抽出されたコーヒーにミルクを注いだものは、カフェラテということになります。もう少し詳しく違いを説明すると、カフェオレはフランス生まれのメニューで、ドリップコーヒーとミルクの割合は1:1が基本です。もう一方のカフェラテはイタリア生まれ。エスプレッソとミルクの割合は1:4と、ミルクの比率が高いです。

カフェラテ・カプチーノ・カフェマキアートの違いとは

それでは、カフェラテ・カプチーノ・カフェマキアートの違いは何でしょうか。この3つのメニューには、すべてエスプレッソコーヒーが用いられています。主な違いは加えるミルクの分量と泡立ての有無です。カフェラテは先述の通り、エスプレッソコーヒーにミルクを1:4の割合で加えたもの。ミルクは基本的に泡立てません。カプチーノは、エスプレッソ・ミルク・泡立てたミルクをそれぞれ1:1:1の割合でカップに注いで作ります。一番上の層は泡立てたミルクとなるため、表面がふんわりと泡立っているのがカプチーノと覚えると良いでしょう。最後にカフェマキアートですが、マキアートとはイタリア語で「しみ」という意味です。その名前が示す通り、エスプレッソに「しみ」程度の少量のミルクを垂らすのがカフェマキアートというわけです。ここにキャラメルソースを加えると、カフェでお馴染みのキャラメルマキアートというメニューになります。

まとめ

一見違いがわかりにくいカフェメニューですが、ドリップとエスプレッソの違いや使うミルクの分量を頭にいれておくと、理解がしやすいですね。是非それぞれのメニューの特徴を覚えて、自分好みのカフェメニューを選べるようになりましょう。

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