焼酎を飲むと健康になれる?二日酔いしづらい?焼酎の様々な効果とは?

2016年11月24日

焼酎は割ってよし、ストレートでもよし、種類も豊富で飽きのこないお酒です。さらに他のお酒にはない多くの健康効果も見込め、特にオススメのお酒なんです。

焼酎の甲類と乙類の違い

焼酎には甲類と乙類の2種類があるのはご存知でしょうか?違いはその蒸留方法。甲類は、連続式蒸留器で蒸留され、アルコール度数が36度未満のもの。蒸留を繰り返すことで原料のもつ癖がなくなり、酎ハイやサワー向きの、無味無臭の焼酎ができあがります。
乙種は本格焼酎といわれ、単式蒸留器で蒸留された、アルコール度数が45度以下のものです。甲類と違い、蒸留をするのは一度だけなので、原料ごとの風味などが残り、素材ごとの特徴が活かされた味になります。

本格焼酎の健康予防効果

実は、焼酎にはいくつかの健康効果が期待できます。ただし、効果が見込めるのは、乙種の本格焼酎のみです。甲種ですと、効果がかなり落ちるので注意してください。
まずは血栓症の予防効果。血管に血栓ができると、心臓なら心筋梗塞、脳なら脳梗塞をそれぞれ引き起こします。焼酎にはこの血栓を溶かす血栓溶解酵素が含まれおり、血液をサラサラにしてくれます。また、善玉コレステロールを増やすため、動脈硬化の予防効果も見込めます。
また、焼酎は二日酔いや悪酔いしにくいです。他のお酒は製造過程で複数種のアルコールが生まれ、分解するのに時間がかかります。しかし焼酎は蒸留するため含まれるアルコールが1種類のみ。身体はその1種類を分解するだけなので、アルコールが残りづらいのです。

焼酎は低カロリーで飲み方もいろいろ

焼酎は、蒸留する過程で糖分が失われるため、他のお酒に比べてカロリーが低くなっています。焼酎のカロリーはほとんど、アルコール自体のカロリーです。ただし、アルコールには食欲を増進させる作用があるので、つまみを食べすぎてしまったり、またジュースなどで割って飲むなど、焼酎以外のところでカロリーを摂りすぎていることもあるので注意しましょう。
また、その多彩な飲み方も焼酎の魅力のひとつ。ロック、水割り、お湯割りが基本です。ロックなら本来の味や風味を存分に楽しめます。水割りでは味が引き締まり、お湯割りなら香りがふんわりと広がり、やわらかな味が堪能できます。自分が好む飲み方を探すことも、焼酎の楽しみのひとつといえます。

焼酎は二日酔いもしづらく、低カロリー。もちろん飲み過ぎは禁物ですが、毎日晩酌をするなら、最適のお酒ではないでしょうか?飲みなれていない方は、ぜひお酒の定番候補に入れてみてくださいね。

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