ワインについて知っておきたい3つのこと

2016年11月24日

ワインは別名ぶどう酒とも呼ばれるぶどうから作られるお酒です。独特な香りと色合いを好んで愛飲している人も多いことでしょう。それでは、ワインが私たちをなぜ惹きつけるのか、その魅力に迫ってみましょう。

ワインの歴史はとてつもなく長い!

お酒は古くからある飲み物ですが、ワインに関しては新石器時代からある長い歴史を持つアルコール飲料です。昔の人がどのようにしてワインを生み出したのかは定かではありませんが、自然界にあるぶどうは自然発酵してアルコールを作ることから、ワインは発明されたものではなく、もしかしたら偶然の発見からできたものなのかもしれません。
ワインの起源は古いからか数多くの文献や宗教に登場していて、ギリシャ神話の神々が飲んだり、イエスが自分の血をぶどう酒に例えたりと、ワインは特にヨーロッパ地方の文化に大きな影響を与えています。

ワインの種類ごとに健康効果が違う

ワインは赤ワイン、白ワイン、ピンク色のロゼワインの大きく3種類に分けられます。それぞれのワインにはそれぞれの健康や美容に関する効果が異なるので、お酒を楽しみながら体にも良い効果を期待したい場合は、飲む種類をきちんと選ぶ必要があります。
実だけではなく皮ごとワインの材料にする赤ワインにはポリフェノールが豊富に含まれていて、アンチエイジング効果をもたらしてくれます。中性脂肪や血糖値を低下させる効果もあるので、男女の別なく飲みたいのが赤ワインです。一方の白ワインには、体にとって悪い成分を外に出すデトックス効果があると言われています。便秘を解消させる効能もあるので、こちらも老若問わずに飲んで損はないワインでしょう。

生産地によって味に違いがある

ワインは産地にこだわりを持つ飲み物で、皆さんもボルドーやシャンパーニュなどの地名を聞いたことがあるかもしれません。地名に馴染みのあるワインの多くは旧世界、つまりワインの長い歴史を持つヨーロッパ地方のワインで、一方の新世界のワインはアメリカやチリ、オーストラリアなどのワインを指します。日本で作られるワインも新世界のワインとなります。旧世界のワインと新世界のワインには味に違いがあり、気候や水が違うことからもテイストが違うのは当然のことと言えるでしょう。
ワインはその地域ごとに味わいが異なるので、ワインショップに行くことがあればさまざまな地域の味をテイスティングしてみましょう。その際にワインの歴史に思いを馳せると、より一層ワインが美味しく感じられそうですね。また、ヨーロッパではワインの価格が地域によって日本の10分の1ということもあるので、ワイン好きの方はヨーロッパへワイン旅行に出かけると、飛行機代くらいの元が取れるかもしれません。

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