ウィスキーとチョコは相思相愛!大人だからわかる相性のよさ

2016年11月24日

ウィスキーのおつまみというと、女性でなくても「チョコレート」と答える人がいるのではないでしょうか?大人の、しかも男性が飲むイメージの強い「ウィスキー」と、女性や子どもが好む甘いチョコレート。一見意外な組み合わせに感じられますが、実は相性ピッタリ。生まれるべくして生まれたマリアージュなのです。

相思相愛のカップルは似た者同士!

ウィスキーとチョコレートには相反するイメージがありますが、それぞれの個性を見てみると、実はよく似ています。
ウィスキーは大麦やトウモロコシなどの穀類から作られる蒸留酒で、麦を主原料とするスコッチウイスキーとトウモロコシが主原料のバーボンウイスキーがあります。どちらも原材料由来のほんのりとした甘みに樽熟成の香ばしさがプラスされ、甘く華やかな香りがします。
一方、チョコレートもカカオが持つほろ苦さとミルクや砂糖の甘みが程よくミックスされ、甘く華やかな香りがします。つまり、ウィスキーもチョコレートも自然の甘みと苦み、そして甘く香ばしい香りを備えている点が共通しています。そのため、口の中で一緒になっても違和感がないのです。

飲み方に合わせてベストパートナーをチョイス

ウィスキーは、チェイサーの選び方次第で何種類もの飲み方ができます。飲み方が変わると温度が変わり、同じウィスキーでも香りや味わいが微妙に変化するため、相性の良いチョコレートも少しずつ違ってきます。
個性の強いウィスキーをストレートで飲むときや常温に近い温度で飲むときは、ウィスキーの強い味や香りに負けない個性を持ったビターチョコや、オランジェットのような柑橘系のチョコがおいしく感じられます。それに対して、オン・ザ・ロックスや冷たい水で割った水割り、炭酸で割ったハイボールなどは、ミルクチョコやチョコレート菓子との相性が抜群です。

大人を感じるお菓子「ウイスキーボンボン」

ウィスキーとチョコレートの組み合わせなら、ウイスキーボンボンを忘れるわけにはいきません。フランスではフルーツやナッツ、洋酒などを砂糖でコーティングしたものをボンボンと言いますが、日本では1923年に神戸のチョコレートブランド「ゴンチャロフ」が洋酒入りチョコレートの形で売り出したのが最初といわれています。芳醇な香りと独特の味を持つウイスキーボンボンは、子ども向けではなく大人のためのチョコレートです。この深い味と香りがおいしく感じられたら、大人になった証拠といえそうですね。

ウィスキーはチョコのベスト隠し味

ウィスキーとチョコレートの相性のよさは、手作りで生チョコやチョコレートケーキを作ってみるとよくわかります。隠し味にウィスキーをほんの少し加えるだけで、香りと味に深みが出ます。ナッツ入りのチョコレートケーキは焼き上がったところにウィスキーをふりかけると、グンと大人の味になりますよ。ぜひお試しあれ。

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