カメラの腕をあげる3つのポイント

2016年11月24日

カメラは、思い出のシーンや気に入った景色を、写真として切り取ることができます。手軽に始められるとあって、老若男女に人気の趣味となっていますが、思い通りに撮影できないことも少なくありません。今回は初心者でも簡単に実践できる、カメラの腕をあげる3つのポイントを紹介していきたいと思います。

人物と背景のバランスを考えよう

人物と背景を撮影するときは、そのバランスを考えることが大切です。初心者は、写真のセンターに人が写るように撮りがちですが、そうすると写真全体が、メリハリのない仕上がりとなります。
そこでおすすめのテクニックが、背景を7:3に分割するように撮影する方法です。中心から外れた部分に人を配置することで、写真に動きが生まれ、人物を際立てることができます。また背景をぼかして撮影すると、より印象的な写真となるでしょう。

ホワイトバランスの調整に挑戦しよう

カメラには、写真をより美しく撮影するための微調整機能も備わっています。それを上手に活用することで、ワンランク上の写真を撮影することが可能となります。
特にホワイトバランスの調整は、写真の印象を大きく変えることができます。ホワイトバランスとは、白いものを白く写すための機能です。言葉にすると当たり前のように感じますが、カメラは様々な光の影響を受けるため、白の表現が難しいとされています。そこで色を補正し、本来の白色に近づけるための機能が重要となってきます。例えば、海の写真を撮影すると、雲の部分も青っぽい写真となる場合があります。そんなとき、ホワイトバランスの調整を行うと、目に見えているような白い雲として撮影することが可能となります。
カメラの種類にもよりますが、自動で補正するタイプ、シーン別に補正するタイプ、手動で微調整するタイプなどがあります。撮影時の光の環境を踏まえて、ぜひホワイトバランスの変更に挑戦してみましょう。

自分の写真を評価してもらおう

カメラの腕を上達させるためには、客観的な評価が必要不可欠です。恥ずかしさもあるかもしれませんが、自分の撮った写真を知人や友人に見てもらいましょう。
最近では、気軽に公開できることから、SNSなどに撮影した写真をアップすることもトレンドとなっています。またカメラ好きが集まる写真撮影サークルなどに所属してみるのもいいかもしれません。
またカメラメーカーでは、定期的に写真撮影の教室も開催されています。撮影方法を学び、プロに評価してもらう絶好に機会です。こういったイベントには、ぜひ足を運んでみてください。

まとめ

ホワイトバランスの調整などのテクニックを学び、写真撮影の経験を積むことで、きれいな写真は撮れるようになります。またカメラには、本格的な写真撮影が楽しめる一眼レフカメラや、手軽さが魅力のコンパクトデジタルカメラなど多くの種類があります。自分にぴったりのカメラを見つけ、試行錯誤しながらいろいろな被写体を撮影することも、写真撮影の楽しさの一つかもしれませんね。

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