男女の産み分けって可能なの!?

2016年11月24日

親にとって子供は宝ともいえる存在。産まれてくる子供が男の子であろうと女の子であろうと、変わらぬ愛情を持って接することでしょう。ですが中には「どうしても男の子(女の子)が欲しい!」という方々もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで気になるのが、男女の産み分け。世間にはさまざまな産み分け方法がまことしやかに囁かれていますが、本当に可能なのでしょうか?

男女が分かれる仕組みは遺伝子にあり!

そもそも産まれてくる赤ちゃんの性別はどのように決まるのでしょうか?実は産まれてくる子供の性別を決めるのは、男性側の精子。精子の頭部には23個の染色体が入っており、23組目の染色体がXXであれば女の子、XYであれば男の子と決まっています。
では、女性は赤ちゃんの性別にどのような影響を与えているのでしょうか?XX染色体(女の子)は酸性に強く、XY染色体(男の子)はアルカリ性に強いという性質があるようです。女性の膣内は基本的には酸性になっています。膣内のさらに奥、子宮頸管や子宮内部はアルカリ性になっています。つまり精子の特質を考えると、性交の際に膣内が酸性に保たれていれば女の子が、アルカリ性に近ければ男の子が生まれやすいということができるでしょう。

産み分けのコツはセックスを楽しむこと!?

「セックスを楽しんでいる夫婦は男の子ができる」。そんな俗説を聞いたことはありませんか?実はこれ、まんざら嘘ではないのです。女性が性交によって快感を覚えオルガスムスに達すると、子宮頸管から強いアルカリ性の液体が分泌されます。その結果、本来酸性であった膣内がアルカリ性の方に針を揺らす、ということになるのです。眉唾ものの理論のようですが、科学的に根拠のある説だといえるでしょう。また、膣内の酸性度をコントロールすることができるゼリーが販売されています。ピンクゼリーとグリーンゼリーはそれぞれ、酸性とアルカリ性の性質を持っており、性交時に膣の中に入れて使うことで、人為的に膣内を酸性、もしくはアルカリ性に保つことができます。
このように、男女の産み分けは意識的な行動をとることで、ある程度コントロールができるものだといえるでしょう。他にも排卵日の2〜3日後にセックスをすると女の子が産まれやすいとか、コーヒーをよく飲むと男の子が産まれやすいとか、信憑性の定かでない説は多数存在します。それらの説を鵜呑みにする前に、まずは男女の性差が発生するメカニズムをきちんと理解すること。そうすればそれらが理にかなっているかどうか、自分で判断し、必要なものだけを行うことができるでしょう。

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