お友達の結婚式にお呼ばれ、ご祝儀の相場やマナーを教えて!

2016年11月24日

結婚式の招待状が届いたら、嬉しい反面「何を着ていこう?」と頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか。服装とともに悩みやすいのが、お祝いについて。「一体、どのくらいの金額を包んだらいいの?」「祝儀袋の選び方って?」と頭はハテナマークでいっぱいになってしまうかもしれません。社会人として恥ずかしい思いをしないように、きちんと知っておきたいですね。

友人への祝儀、相場はいくら?

ご祝儀の金額は、新郎新婦との関係、自分の年齢、地域などによって変わります。それぞれの懐具合によっても出せる金額に差はありますが、一般的な相場を知っておくと安心です。新郎新婦と友人の場合は、2~3万円が相場です。「2」という数字は、割り切れるため縁起が悪く、昔は避けられていました。ところが「2」はペアや夫婦を表す数字という考えも広まってきており、2万円でも問題無いでしょう。ただ、先方が気にされることもあるので、1万円札と5千円札2枚にして、お札の枚数が奇数になるように包むとベストです。なお、お札は新札を用意して下さい。

色々あって迷っちゃう!祝儀袋、選び方のポイントは?

お札の準備ができたら、どのような祝儀袋を選べばいいのでしょうか。結婚式の場合、水引が「結びきり」タイプの祝儀袋を選びましょう。「結びきり」は、一度結んだらほどけない結び方で「一度きり」の意味が込められています。一方、「蝶結び」の水引には「何度も繰り返されてほしい」という意味があるため、婚礼にはタブーです。祝儀袋にはさまざまな種類がありますが、包む金額とのバランスを考えて選ぶことが大切です。包む金額が高くなるほど、祝儀袋も豪華なものがふさわしくなります。友人の結婚式で2~3万円包むのであれば、300円~500円ぐらいの祝儀袋が妥当です。

祝儀袋の包み方と書き方

お祝い金は、まず中袋で包みます。このとき、お札の表面(肖像画ある方)が上向きになるように包みましょう。中袋の書き方は、表面に金額を書きます。「金参萬円也」というように、漢数字を使用することがポイントです。裏面は、左下に郵便番号、住所、氏名を記入します。中袋を上包みで包む際には、下側の折り返しが上にくるように折って下さい。祝儀袋の表面は、上部分に「御祝」「御結婚御祝」「寿」などと書いて、下部分に自分の名前をフルネームで書きます。毛筆で書くのが正式ですが、苦手な人は筆ペンやサインペンを使用してもかまいません。ただし、ボールペンや万年筆はNGです。結婚式当日は、祝儀袋をふくさに包んで持参しましょう。

まとめ

ご祝儀については、これだけのポイントを押さえておけば大丈夫です!あとは「お祝いする気持ち」が大切です。最近は、いろいろな祝儀袋が売っています。結婚する友達の顔を思い浮かべて、イメージに合った祝儀袋を探すなど、是非楽しんで選んで下さいね。

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