植えるのは花だけじゃない!新しい多肉植物ガーデニングの魅力

2016年11月24日

最近よく聞く「多肉植物」という言葉。そもそも多肉植物とはどのような植物なのでしょうか。普段の生活にあまり馴染みのない多肉植物ですが、実はいま、そんな多肉植物を使ったガーデニングがとても話題になっているんです。今回は、そんな多肉植物の基本的な知識と魅力について迫っていきたいと思います。

そもそも多肉植物とは

多肉植物とは、砂漠や海岸など乾燥の激しい地域で育つ少し変わった植物のこと。分厚い葉や茎が特徴です。この厚みのなかに水分を多く含んでいるため、乾燥のひどい場所でも生き残れるのだとか。多肉植物の中ではサボテンがその多くを占めるため、一般的に園芸ではサボテンとその他の多肉植物とは分類されており、今やその種類は1万5千種以上にのぼるといわれています。

多肉植物の育て方

乾燥に強いと聞くと、「水をあげなくても大丈夫」と思ってしまいがちですが、実はそんなことはありません。沢山の量をあげる必要はないですが、きちんと水を与えないと枯れてしまいます。そしてこの水やりのタイミングが、多肉植物を長生きさせるための重要なポイント。水を与えるのは、葉に張りがなくなったときがベストといわれています。また、雨が当たらない風通しの良い場所に置きましょう。土は多肉植物用として売られているものを使用し、手に入らない場合は赤玉土や川砂を混ぜると良いです。

水やりのタイミングが不安な方のために

春は多肉植物がもっとも成長する時期。普段より多めに水をあげましょう。午前中の水やりがおすすめです。夏は、水をあまり与えなくても平気な時期。クーラーの風に当てないよう置き場所に注意し、水やりは夕方以降に行いましょう。秋は水を多めに。春と同じく午前中の水やりがおすすめです。冬は水を少なくし、日中に行いましょう。季節に合わせ、多肉植物が過ごしやすい環境を保つことが大切です。

多肉植物のガーデニング術

多肉植物の魅力のひとつは、その見た目のインパクトから様々なアレンジに使えることです。種類が豊富なので、違う種類の多肉植物を一緒に植えれば「寄せ植え」と呼ばれる色鮮やかでとてもかわいらしいガーデニングができます。缶詰の空き缶への植え替えや、壁掛けやリースとしてのアレンジにも最適です。

その存在感で目を引くだけでなく、さりげないアレンジでガーデニング上級者に見せてくれる多肉植物。その使い方は無限大です。うまく活用して、ガーデニングライフをさらに楽しみましょう!

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