簡単に、おいしく、栄養バランスが良い料理づくりをアシストするサービスを賢く活用しよう

2017年12月21日
簡単に、おいしく、栄養バランスが良い料理づくりをアシストするサービスを賢く活用しよう

掃除や洗濯、料理に買い物など主婦の生活はこなさなければいけない家事がたくさんあって大忙しです。その中でも食事は毎日しなければいけないことなので、プレッシャーに感じるという人は少なくありません。良い食生活は家族の健康管理の基本なので、忙しい中でもいろいろな工夫をしていることでしょう。

この記事では多くの主婦が抱えている料理に関する悩みと、それらを解決するお役立ちサービスについてまとめています。

日々の献立のアイデアはレシピサイトを活用!

多くの主婦たちが料理に関して感じている悩みの代表的なものが、毎日のメニューを考えるのが大変だという点です。実際、献立作成サイト「me:new」を運営する株式会社ミーニューによって2014年に行われた20~40代の主婦を対象にした調査がその点を明らかにしています。アンケートでは専業主婦、有職主婦で関係なく「毎日何を作ろうかと考えるのが悩みの種だ」「毎日何を作ろうか迷ってしまう」と回答した人が全体の6~7割に届く結果となりました。献立のレパートリーが少なく、ワンパターンになりがちだという声も半数以上の女性があげています。(※1)

パッとその日に食べたいものが決まってしまう人もいますが、そもそもメニューが思い浮かばないという人は少なくありません。何を作るか決まってしまえば早いのに、それまでの時間が一番苦痛に感じるというタイプです。また家にある食材を組み合わせてどんな料理が作れるか考えるのが大変だというケースもあります。お気に入りのレシピ本のメニューばかりを作り続けているうちに同じものばかり食卓に上って、家族から指摘されてしまうこともあるでしょう。

そうした悩みを抱えている女性におすすめしたいのが、インターネットのレシピサイトを活用するという方法です。インターネット上には料理のレシピを取り扱っているサイトがいくつもあって、たいへん人な人気です。プロの料理家がレシピを教えるものありますし、一般の主婦がレシピを投稿しサイトを作っていることもあります。食材の名前を入れて検索するだけでいくつものメニューを扱ったレシピがヒットします。いくつかの食材を組み合わせて検索することもでき、家にある食材を上手に活用することが可能です。

レシピを見て実際に作ってみた人のコメントを見ることもでき、どのレシピが人気なのかがわかるランキングも参考にできます。同じメニューでもさまざまなレシピがあるので、家庭の好みの味に合わせたり、手持ちの調味料や食材を使ったりと工夫がしやすいのもポイントです。

アイデアが尽きてしまったと感じるときや、食べたい料理の作り方がわからないというときにはぜひレシピサイトを活用してみましょう。

時短料理の強い味方は作り置きレシピ

主婦の生活は忙しいものですが、仕事をしている主婦の場合にはその忙しさは倍増します。先ほどと同じアンケートの中でも専業主婦の場合、「食事を作る時間が少ないと感じている人」は1割以下にとどまりましたが、有職主婦では2割以上の人がそう感じていることがわかっています。実際、調理にかける時間も専業主婦は平均して45~60分なのに対し、仕事をしている場合は30~45分と短くなっています。(※1)このように限られた時間の中で食事を作る必要がありますから、できるだけ簡単に効率よく調理することや、調理時間を短縮するさまざまな工夫をしている人が多い傾向といえます。

できるだけ時間をかけずに食事を作るためのひとつの方法が作り置きレシピを活用するという方法です。作り置きレシピとは保存のきく料理ストックの作り方のこと。仕事のない休日などまとまった時間のあるときに作っておいて、そのまま食べたり少しの調理だけで食卓に出せるようにしたりしておくためのものです。こうした作り置きの料理があれば毎日料理する手間が省けるので時短につながります。お肉やお魚系などメインになるおかずを作り置きしておけば仕事の日にもボリュームがあって豪華な食卓を楽しめます。

夕食を作る時間がないので仕事の日にはいつもお総菜を買って帰るのでは栄養バランスが心配ですしコストもかかります。しかし作り置きレシピを活用して手作りすれば、そうした悩みも解決です。こうした作り置きレシピはレシピサイトでたくさんの種類を見ることができます。プロの作り置きレシピや個人のブログ記事などいろいろなレシピサイトがあるので好みのものを見つけるとよいでしょう。

栄養バランスを考えるなら常備菜がおすすめ

ライオン株式会社が全国で2015年に行ったアンケート調査によると、7割以上の人が食材の種類を多く使うよう心掛けていることがわかりました。(※2)家族の健康を考えて栄養バランスを良くしたいと感じている傾向です。そのため特に野菜や魚を多く摂れるよう意識しているという声が目立っています。しかし、さまざまな食材を用いるとなると必然的にたくさんの品数を作らなければなりません。夕食の品数に関する調査でも、約半数の家庭がごはんなどの主食以外に3品を作っているという結果になっています。3割ほどが2品、1割が4品と続いています。(※1)

先ほどの調査と比較すると、夕食づくりに30分強しか費やせない有職主婦が3品も作るというのはかなり大変に感じるでしょう。忙しくてもバランスの良い食事を摂りたいなら野菜をたっぷりと使った常備菜を作っておくことが助けになります。1種類の野菜など、食材をそのまま食べられる状態に調理しておく保存食です。

そのまま夕食の1品にもできますし、アレンジしてほかのメニューに加えることもできます。時間の余裕があるときにたくさん作って冷蔵、冷凍保存しておき、仕事の日に常備菜で1~2品プラスすれば彩り豊かな食事が食べられます。例えばキノコのソテーの常備菜であれば、そのまま1品にもできますし、次の日にスープやうどんの具、お肉と炒めてソースにするなどアレンジして献立を増やすことができるでしょう。

常備菜特集のレシピサイトもたくさんあります。安全な保存の方法や保存可能期間、予算などまで載せている親切なサイトもあるので、どんどん活用しましょう。毎日の料理作りが楽になりますし、野菜が身近になって日々の野菜不足を補えるなどたくさんのメリットがあります。

お取り寄せグルメでおいしさも満点

忙しい中でもおいしいものを食べたいというのはだれしもに共通した願いでしょう。食事作りでも「家族の味の好みに配慮している人」が8割以上となっており、やはりおいしさはかなり重視されるポイントです。(※2)
味付けに自信がなかったり、忙しくて手抜きになってしまったりするので満足した料理ができないという場合にはお取り寄せグルメを利用してみるのがおすすめです。インターネットが普及したことをきっかけにお取り寄せグルメが一般家庭でも注目を浴びています。

通販サイトでも味わい深くおいしい商品が販売されていて、手軽にお店の味を楽しむことができるのが魅力です。お惣菜からスイーツ、老舗の高級グルメなどお取り寄せグルメのバリエーションもいろいろあり、用途に応じて使い分けることが可能です。忙しくて食事作りに手間がかけられないときや急な来客のおもてなしメニューにも対応します。

しかも、こうしたお取り寄せグルメの多くは保存がきき、簡単な調理をするだけで立派なメイン料理が完成するのがメリット。冷凍庫からさっと取り出してカットしたり、レンチンしたり、ゆでたりするだけという手軽さがウリです。

お試しセットなどもあり、よりリーズナブルに購入することもできます。お取り寄せグルメを利用して節約できた時間は自分のための使うのも良いでしょう。

※1【マイナビウーマン】専業主婦の料理に関する悩み1位「毎日、何を作るか迷う」ー働く主婦では「献立を考えるのが面倒」
※2【リサーチリサーチ】「家庭料理」に関する意識・実態調査(20~69歳女性対象)

ライタープロフィール
あゆたん
【あゆたん】
中学校教諭免許を取得後、小学校から高校生を対象とする学習塾講師として8年間勤務。現在は主婦として生活しながらライター業に従事している。家庭教師や公文の講師としての経験を活かせる教育関係や就職活動に関する記事のほか、趣味の料理やダイエットなどの案件が得意分野。
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