忙しい時にも便利な作り置き!ちょっとした工夫で料理がグンと楽に!

2017年12月21日
忙しい時にも便利な作り置き!ちょっとした工夫で料理がグンと楽に!

数日分の食事を冷蔵庫に常備しておけば、忙しい日でもすぐに食卓の準備が整いますよね。知っておくと便利な作り置きのコツや準備方法、注意点などをここではお伝えしていきます。市販の食品なども利用しながら、料理の負担を賢く減らしていきましょう。

作り置きに必要な準備は?まずはプラン二ングからスタート!

作り置きに取り掛かる時にまず考えておきたいのが、メニューの内容です。テイストや食材などを工夫すれば、作り置きでもバリエーション豊かな料理を準備できます。メニューを決める時には主にその方の好みがベースになってきますが、栄養のバランスもしっかりと考えておきたいところ。

肉や魚といったタンパク質をメインにした料理と野菜料理をそれぞれ用意して、栄養が偏らないように工夫をする必要があるでしょう。初めて作り置きレシピにトライする方は、数日で食べきれるぐらいの量から始めると無理がありません。1日ごとにメニューを考えて、必要な食材をピックアップしていくのが最初のステップです。準備をする食品の数を最小限に抑えたい時には、使い回しがしやすい食材を取り入れるのがポイント。例えば人参や大根などは、煮込み料理からサラダまで自在に活用できる便利な食材です。

家族構成に合わせてレシピを選ぼう!

例えば、食べ盛りのお子さんがいる家庭の場合は、少しボリュームのある作り置きレシピがおすすめです。豚肉や鶏肉、牛肉などの肉類をメインに日持ちのするメニューを選ぶのがコツです。唐揚げや肉団子などは、子ども受けしやすいメニューと言えます。ショウガやニンニクなどで風味付けをすると食欲をそそるテイストに仕上がるでしょう。

鶏肉などの傷みやすい食材も、予め酒や酢を加えた調味液につけ置くことで日持ちがしやすくなります。調理をする前にバットやポリ袋に調味液を入れて、食材を数時間程つけておくと良いでしょう。1人暮らしの方の場合は、1品にいろいろな食材が入ったメニューを取り入れると忙しい時でもサッと食事ができて便利かもしれません。豚肉や鶏もも肉などの肉類と根菜を一緒に煮込んだ1品などは、タンパク質と野菜が同時にとれる便利なメニューです。最初に軽く材料を炒めておくと、食材に油が絡んで食べごたえが出ます。高齢者の方は、肉や魚の代わりに豆や高野豆腐などを使うのも1つのアイデアです。

作り置きではこんな失敗に注意!

常備菜を用意する時にありがちなのが、似たようなテイストの料理ばかり作ってしまうという失敗です。醤油やみりんは作り置きレシピでも重宝しますが、このようなベーシックな調味料だけを使っていると料理の味にも変化が出ません。目先の変わったメニューを用意したい場合、積極的に使いたいのがカレー粉などのスパイス類。レモンや梅干し、ごまなどもテイストに変化を加えてくれる食材の1つです。和洋中のメニューを用意すれば、食べているうちに飽きてしまうことも少なくなるでしょう。

また、常備菜の場合はできるだけ水分を少なく仕上げるのもポイントになってきます。水分が多いと傷みやすいだけでなく、テイストを整えるのが難しくなります。日持ちをさせようと料理の味付け自体を濃くすると、塩分をとりすぎてしまうこともありますので要注意です。水分を抑えるには、食材の選び方も大切。かぼちゃやサツマイモ、レンコンなどの根菜は、水分が少なく常備菜向きの食材です。

調理時間を短縮できる市販の商品を活用するのもおすすめ!

作り置きは調理に時間がかかり過ぎてしまうのが悩み!という方は、市販の商品を利用してみてはいかがでしょうか。例えば、かぼちゃや人参、ブロッコリーなどは、カット済みの冷凍食品を利用するという方法も可能です。このような商品を使えば、食材を切る手間が省けます。また、意外に役立ってくれるのがお取り寄せグルメ。

ハムやソーセージなどは、時間がない時でもすぐに使えます。味もついていますので、そのまま野菜と和える、または煮込むだけで1品が出来上がります。また、佃煮などを活用すれば、風味豊かな和え物や煮物が完成するでしょう。多種多様なお取り寄せグルメを賢く活用するのも、常備菜を楽に仕上げるためのコツになってきます。

作り置きレシピを活用するメリットやデメリット

常備菜をストックしておくと、食事の支度に頭を悩ませることが少なくなります。多忙な主婦の場合、食事の準備に時間をかけずに済めば精神的にもゆとりが持てるようになるでしょう。買い物に行く回数が減り、経済的な面でメリットが得られる可能性もあるでしょう。計画的に食材を使いきれるようになりますので、節約につながることもあり得ます。ただ、お取り寄せグルメなどを頻繫に利用すると、やはりある程度費用がかかります。有名店の逸品などは、スーパーマーケットなどで販売されている一般的な商品よりも概して割高です。風味に優れる一方、価格の割に内容量が少ないといったことも考えられますので、利用する商品についてはお財布と相談しながら決める必要があるでしょう。

作り置きで食卓が豊かになることも

バリエーション豊かな作り置きレシピを参考にすると、いつもと違った新しい料理にもチャレンジしやすくなります。食材の意外な調理法や味付けのコツなどが分かってきますので、料理の腕が上がることも。いろいろなメニューが食卓に並ぶようになれば、食事の楽しみも倍増するでしょう。

▼参考サイト
https://cookien.com/practice/830/
http://www.otoriyose.net/ranking/category/8?p=2

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