育児には心配事がいっぱい!?解決方法を知りたい!

2017年12月21日
育児には心配事がいっぱい!?解決方法を知りたい!

赤ちゃんが生まれると子育ては大変で思った通りにならないし、初めて耳にするイベントも盛りだくさん。可愛い我が子のためについつい頑張りたくなりますが、ポイントを押さえて上手に育児をすることも大切です。お食い初め、七五三のやり方や、便秘の見極め方を紹介していきます。

お食い初めってどんな行事?何をすればいいの?

「百日(ももか)祝い」「真魚(まな)始め」と呼ばれることもあるお食い初めですが、初めて聞いた人も多いのではないでしょうか。お食い初めは、赤ちゃんが無事にここまで成長できたことを感謝し「一生食べ物に困らないように」との願いを込めて、ご馳走を食べさせる真似をする平安時代から続く行事です。離乳食を始める生後100日頃に行うのが一般的ですが、地域によっては110日や120日だったりもするので確認してみてください。
昔は祖父母や親戚を呼んでみんなで行っていましたが、現在は両親だけでももちろんOK。簡単に家族だけで済まそうと考えている人もいると思いますが、楽しみにしているおじいちゃんおばあちゃんも多いので、声をかけた方が「呼んでもらえなかった」と言われるなど後々トラブルを避けられます。

お食い初めにはお料理、食器、祝い箸、歯固め石を用意します。まずお料理ですが、尾頭付きの鯛、お赤飯、お吸い物、煮物、香の物の5種類を準備するのが一般的。鯛などはお店で焼いてくれることもあるので、上手に利用すると手間がかかりませんし、見た目も綺麗に仕上がります。

食器は男の子と女の子で用意する色が違うので注意してください。男の子の場合は朱塗りのもの、女の子の場合は外側が黒塗りで内側が朱塗りのものが正式な食器です。昔ながらの漆器にこだわらずとも、長く使えるように普通の食器を選ぶ人も増えてきています。お宮参りの時にいただけることもあるので利用すると良いでしょう。歯固め石もお宮参りをした神社でもらうことができます。お食い初めが終わったら石は返納してください。

お食い初めの進め方ですが、「養い親」の膝に赤ちゃんを座らせて食べさせる真似をします。祝ってくれる身内の中で最年長の人に養い親を頼みますが、男の子なら男性、女の子なら女性の年長者にお願いしましょう。

ご飯、お吸い物、ご飯、魚、ご飯の順に食べ物を赤ちゃんの口元に持っていき、これを3回繰り返してください。最後に歯固め石にお箸を当てて、丈夫な歯が生えるよう願いを込めて赤ちゃんの口に触れます。これでお食い初めの儀式の完了です。

お食い初めも大事なイベントなので、ついつい気合を入れて臨みたくなるお母さんも多くいます。しかし、まだ産後間もない頃に育児をしながら準備するのは思っているよりも大変です。無理はせずに、店舗で済ませるのもひとつの方法ではないでしょうか。今では多くのお店がお食い初めのプランを用意しているので、利用するとより特別な思い出になるお食い初めにできます。自宅や実家でする場合は実母や義母などにお手伝いをお願いするなど、うまく負担を減らしましょう。

七五三で失敗しないために、押さえておきたいポイント

子供時代の大きなイベントのひとつが、この七五三ではないでしょうか。七五三は子供の成長を氏神様に見せ、無事に成長したことを祝う行事です。地域によって違いがありますが、3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子が11月15日にお宮参りをするのが一般的です。現在では15日にこだわらず、前後で都合の良い日を選ぶ人が増えています。大安吉日に行きたい、寒くなる前に参拝したい、子供に負担がかかる人混みは避けたい、みんなが休める日がいいなど、家族によって選ぶ基準も様々です。

七五三の失敗談で一番多いのは、実は子供の年齢。「数え年で3歳の時にお参りに行ったら、着物を嫌がった」という声が意外と多いのです。満3歳になり少し大きくなってからだと喜んで着物を着てくれる子も増えてきます。親としても、嫌々ではなく喜んで着てもらいたいもの。着物だとトイレもなかなか行けないところも忘れてはなりません。見落としがちですが、日にちだけでなく子供の年齢もよく考えてみてください。

かわいい着物を着せて写真を撮り、お参りをして食事会を開くのがよくある流れです。大きな神社は人気で混雑することが多いため、近所の神社を選ぶのも選択肢のひとつです。また、せっかくのお祝いなのでぜひご祈祷を受けましょう。予約をしなくてはならない神社もあるので、事前に調べておくと安心です。初穂料も忘れずに準備してください。

それって本当に便秘?その子のペースをつかもう!

便秘に悩む女性は多いと言いますが、実は赤ちゃんも便秘になることをご存知ですか?そのことで悩んでいるご両親も少なくありません。「もう何日も出ていない」と心配になっている人もいるかもしれませんが、赤ちゃんの便秘の基準は、赤ちゃんの機嫌が良いかどうかで判断します。2、3日出なくても赤ちゃんが機嫌良く過ごしているならそれがその子の排便のペース。焦らず待ってみることも大切なのです。また、赤ちゃんの便秘は月齢によって原因が違うため、しっかりと見極めて赤ちゃんの快便を目指しましょう。

生後1ヶ月から4ヶ月頃までの赤ちゃんの便秘の原因は発達によるもので、まだ腸が未熟なのでうまく排便できないことが理由かもしれません。5ヶ月から8ヶ月頃の便秘は、離乳食が始まったことが影響してきます。離乳食で一時的に便秘になる赤ちゃんも多くいます。母乳やミルクを与える回数が減るため摂取する水分量が少なくなることも便秘の原因になります。9ヶ月から11ヶ月頃の赤ちゃんは離乳食をしっかり食べるようになる時期のため、食事に原因があるかもしれません。食べる量が少なくないか、食物繊維がきちんと摂れているか見直してみましょう。

赤ちゃんの便秘が気になるとおしりを刺激してしまう人もいますが、頻繁に行うとかえって慢性的な便秘に繋がる場合もあります。赤ちゃんに異変がある時やどうしても気になる時は、かかりつけの病院で相談してください。毎日のうんちの状態をチェックして、その子の排便のペースをつかむことが大切です。実は便秘じゃなかった、なんてこともあるかもしれません。

今だけの子育てを楽しんで

育児をしていると考えなければならないことが山ほどあります。初めての赤ちゃんならなおさら、よく分からないことばかりですが、ひとりで悩むのではなくパートナーなど周りの人に相談することも大切です。良い思い出になるように、たった一度の今を楽しんで子育てをしていきましょう。

▼参考サイト
https://okuizome.jp/howto/

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