不眠にはツボ押しも効果的!?覚えておくと役立つ眠くなる方法

2018年1月31日

熟睡出来ない翌日は体のコンディションも今一つ、といった方が多いのではないでしょうか。眠れない時には、例えばツボ押しなどで対処する方法もあります。ただ、睡眠には寝室の環境も関係していますので、色々な方向から方法を探ってみる必要があるでしょう。眠れない時に試してみたい方法を、ここでは幾つかご紹介していきます。

不眠に効くツボはどこにある?

スムーズに寝付くためには、出来るだけ副交感神経を優位な状態にしておきたいところ。自律神経は睡眠のリズムとも関わりが深く、不眠の症状を抱えている方は交感神経が活発に働き過ぎている可能性があります。こういった自律神経の乱れに働きかけるのが、ツボ押しというアプローチです。体に点在するツボの中でも特に不眠の解消に効くと言われているのが、足の裏にある失眠や湧泉です。失眠はかかとの丁度真ん中あたりにあるツボで、不眠を改善する効果があると言われています。

また、足の裏の上部にある凹みの部分は湧泉と呼ばれており、こちらも不眠症に悩む方におすすめ出来るツボの1つです。湧泉は、精神的な緊張が原因で眠れない時には特に試してみたいツボと言えます。リラックスが出来るツボとしても有名で、ストレスを抱えやすい方の不眠には効果が期待出来るでしょう。精神的な緊張が続いていると、概して背中の部分が凝ってきます。このような背中にも、実のところ不眠解消に効果的なツボがあります。例えば腰の少し上にある三焦兪はリラックス効果があるとされていますので、眠れない時にはぜひツボ押しを試してみましょう。三焦兪は背骨の外側、約2センチの所に左右並んであるツボです。

枕を見直すのも効果的!

枕が変わると眠れないという方は、昔から多く見られます。首や頭を支える枕は睡眠中の姿勢を左右することから、こういった悩みを持つ方が出てくるのも決して不思議なことではありません。頚椎はもちろんのこと、背骨の状態も枕1つで変わってくるケースが少なくなく、睡眠中の快適さを重視する方は枕にこだわる傾向があります。熟睡出来るような枕を見つけるには、高さや硬さ、素材などをチェックするのが1つの方法になります。

特に念を入れて確認しておきたいのが、枕の高さ。首の部分に不自然なカーブが出来てしまう枕は、高さが合っていない可能性が高いです。また、頭の沈み具合によっても首の位置が変わってくることから、硬さも必ずチェックしておきましょう。素材を見ておくと、枕の硬さや弾力がイメージ出来るようになります。綿などの天然素材は概して弾力が少なく、首に負担がかかりやすいのが難点です。

その点、低反発ウレタンなどを使用した枕は、頭と首の窪みの部分にピッタリとフィットしやすいのが大きな特徴です。首を安定した状態で支えられれば、背骨の部分にも無理な力が加わらずすぐにウトウト出来る可能性があります。

睡眠中の体を支えるマットレスも重要

不眠を克服するに当たって枕と同じくらい重要になるのが、マットレスです。例えば柔らかすぎるマットレスを使用していると、体の重みで凹凸が生じやすく、腰などに負担がかかるリスクが出てきます。表面が部分的に沈み込み、背骨を安定した状態で支えることが難しくなるのがこの手のマットレスの問題点です。

一方、硬すぎるマットレスも体にとっては1つのストレスになる可能性があります。体のカーブに沿うような適度な弾力性がないと、部分的に圧迫が加わって睡眠が妨げられることがあります。睡眠中の身体的なストレスは不眠の大きな要因になりますので、中々熟睡出来ないとお悩みの方は、マットレスの選び方に一工夫してみてはいかがでしょうか。寝具の専門店では、安眠に誘ってくれるような様々なマットレスを取り扱っています。圧力を分散させて体にかかるストレスを減らすマットレスなどは、健康を重視する方からも注目されている商品です。

朝起きた時に疲労感が取れない方は、マットレスに原因がある可能性も考えられます。このような方の場合は、寝具を取り換えてみるのもスムーズに眠るための方法と言えるでしょう。

温度を最適な状態にコントロール!

熟睡出来るかどうかは、部屋の温度によっても多少変わります。熱帯夜や極端に寒い夜などは、一般的に安眠しにくくなるもの。寝具の中の温度はどうしても室温の影響を受けますので、睡眠にベストな温度を保てるような工夫をしましょう。就寝中は、多くの方が冷房や暖房を消します。したがって、何らかの方法で寝具の中の温度をコントロールする必要があるわけです。

例えば季節に合わせた寝具を使用する工夫は、安眠のために役立ちます。夏場は、タオルケットなどの薄手の寝具を使うと通気性が良くなり不快なムレを防げるでしょう。気温の高い季節におすすめ出来るのは、綿を始めとする天然素材の寝具です。化繊などの合成繊維は温度を逃しにくく温かいという利点がありますが、夏の寝具として使用すると暑さやムレなどが気になります。眠くなる方法を探している方には、季節に合わせて寝具を使い分けるというやり方もおすすめです。

まとめ

眠くなる方法には、ここでご紹介したように色々なアプローチがあります。ツボ押しなどは旅先でもすぐにトライ出来る方法ですので、場所が変わると眠れないという方は覚えておくと役立つでしょう。日ごろから不眠症ぎみの方は、寝具を見直すと変化が現れるかもしれません。

▼参照URL
http://www.nishikawasangyo.co.jp/sleep/knowledge/10.html
http://health-and-diet.com/sleepless-pot

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