成人式にはぜひ前撮りを！おすすめの時期は？

一生に一度しか無い大切な成人式を長く形として残すことができる「前撮り」に、最近とても人気が出ています。写真として残るだけでなく、実は前撮りにはメリットもたくさんあるのです。そんな前撮りのおすすめの時期や相場について紹介していきます。

実はメリットがたくさん！成人式の前撮りをする意味とは？

記念すべき二十歳を祝う成人式は、二十歳を迎える本人はもちろん、両親も楽しみにしているイベントのひとつではないでしょうか。成人式が近づくとダイレクトメールも送られてくるようになり、「そろそろ準備をしなくては」と思い始める人も多いものです。成人式の当日に晴れ着を着るというのが一般的なイメージですが、当日だけではなく「前撮り」をする家族が増えてきているのをご存知ですか？

前撮りには、メリットがたくさんあります。成人式当日は予想以上にバタバタしてしまうもの。前撮りはゆっくりと時間をかけられることが多いので、落ち着いて写真撮影に臨むことができます。そのため、髪型やメイクなども自分の好みを細かく伝えやすく、当日のリハーサルとしても役立ちます。一度体験しておけば流れがつかめて、当日も慌てることが少なく済みます。

また、日にちも選べるので家族で予定を合わせることも可能です。店舗によっては前撮りの衣装を当日の物とは別に選べることもあるので、いろんな種類の衣装を着たい人にも選ばれています。早めに撮影をしてデータをもらっておけば、プロが撮った美しい姿を年賀状にすることだってできるのです。

当日に撮影をすることももちろん可能ですが、成人式だけでなく同窓会などが重なることも多く、時間を確保しづらいことがあります。美容室側も1日に多くの人の着付けやヘアメイクをしなければならず、どうしても流れ作業になってしまいがち。そのため、自分の要望を伝えづらいことも少なくありません。「着付けなどが1日で済むのでラクなのでは？」という考え方もありますが、慣れていないと長時間着物を着ていることは負担になってしまいます。あまり無理に詰め込みすぎると楽しめないこともあるので、よく考えてどうするのか決めていきましょう。

前撮りにおすすめの時期とは

前撮りをしようと思ったら時期をいつにすればいいか悩むものですが、まずは衣装の手配から始めていきます。この日までに、という決まりはありませんが、こだわりがあるなら早めに行動した方が良いでしょう。

一生に一度のイベントなのはどのご家庭でも同じです。人気の衣装は早く予約が埋まってしまうので、特にレンタルを考えている人は予定は早くから立てておいた方が無難です。たくさんの衣装から自分に合った物を選びたいなら、自分の1年前の成人式が終わってすぐに来店予約を取るとよいでしょう。購入する場合も同様の時期に呉服屋さんに足を運ぶと、選択の幅が広がります。

成人式の衣装と前撮りがセットになったプランも多く出ており、衣装が決まれば前撮りの予約を取ることができます。早めに予約できれば衣装同様に前撮りの日にちもまだまだ空きが多いので、自分の都合の良い日を選べる確率もグンと上がります。撮影自体は一年中いつでもできる店舗が多いですが、5月頃に行うのがベスト。着物は着ていると暑いので、夏が来る前の過ごしやすい時期を選ぶのは意外と大切です。

前撮りの後に衣装をそのまま着て帰れることもあるので、着物を着たまま過ごせる時期の方が楽しめます。また、10月〜12月は七五三とも重なる写真館の繁忙期となり、落ち着いて撮影できないことに加え、予約も取りづらくなってしまうので避けたいところです。早期割引など特典がつく場合もあるので、上手に利用しましょう。

気になる前撮りの相場！

前撮りをするとしたらどうしても気になるのが相場。店舗によって幅はありますが、衣装のレンタルとセットのプランで15万円前後、前撮りだけなら5万円前後が相場となります。どちらかと言えばやはり女性の方が高くなることが多いです。どうしても着付けやヘアメイクはしなければならないので、知り合いにお願いできれば節約も可能ですが、一生残るためできればプロに頼みたいものではあります。

レンタルする場合は同じ店舗でも衣装の値段に大きな差がありますし、撮影だけの場合も購入する写真のカット数によって値段が上がることが多くなっています。少しプラスするだけで見栄えがとても良くなる代わりに、金額もすぐにかさんでしまうので、相場を参考にするよりもどれくらいの予算をかけられるのかを明確にした方が安心です。

小物のサービスや撮影の割引、卒業式用の袴のレンタル無料など、特典によっても少なからず金額は左右されます。綺麗な写真を多く残したい、お気に入りの衣装を着たい、特典の多いお得なプランを選びたい、など何を重視するのかをしっかりと話し合い、素敵な思い出に残るイベントにすることを目指しましょう。