ツボ押しも有効?眠くなる方法が知りたい!

2018年1月29日
ツボ押しも有効?眠くなる方法が知りたい!

ストレスや悩みが多くて眠れない日々が続いていると、不安になる方もいるでしょう。考え過ぎてしまうと眠れないということは分かっていても、考えないようにするのは結構、難しいものです。

そんなお悩みを持っている人のために、寝る前のツボ押しについてご紹介します。ツボは体中のいたる所にあり、眠くなる効果があるツボもあるんです。

そして、ツボ押しの他にも眠くなるために効果的な方法がありますので、お伝えしていきます。

眠れない時に効くツボ!「安眠」

なかなか眠れない時に眠くなる方法の一つとして、試してみたいツボをご紹介します。まずは、「安眠」というツボです。その名の通り、安眠効果があるといわれています。ツボの場所ですが、耳の後ろの下に向けて尖った骨に触れてみてください。その骨の下の、うなじとつながる辺りで、およそ指の幅一本分の場所にあるのが安眠のツボです。

ここを押して、痛気持ち良かったり、ゴリゴリしていたら寝不足の証拠です。不眠症で悩んでいる人ほど、このツボがガチガチになっていることが多いので、ぜひ触れてみて確かめてください。押し方は、指の腹でゆっくりと少しずつ押してください。

一回につき10秒程度で5回くらい押すと、だんだんリラックスしてくることでしょう。安眠のツボの近くで、耳の下にはリンパが集まる場所もあります。リンパマッサージは顔のむくみにも効果的ですので、小さく円を描くように耳の下を優しくマッサージするのもおススメです。

耳の近くにはツボがたくさん!「神門」

「神門」(シンモン)というツボを押すのも、眠くなる方法の一つです。神門は、耳の内側にあるでっぱっている部分を指でなぞって上まで行き、でっぱりが終わって、くぼんでいる部分になります。精神を安定させ、リラックスさせ、ストレスを緩和させる効果があるツボです。押し方は、神門を人差し指の先や綿棒などでこするようにして10秒刺激し続け、5回くらい繰り返します。耳には体に良いツボがたくさんあります。耳たぶのあたりには、疲れ目に効くツボがありますし、耳の真ん中には胃の機能を正常にするのに役立つツボがあります。

普段、耳を触っていない人は、マッサージしているとその刺激をより感じやすく、自然と目が閉じてくるかもしれません。あまり強く押すと、逆に眠気が覚めてしまうので、痛みを感じない程度の強さで押してみましょう。

押しやすいツボ「合谷」!

次にご紹介するのは、「合谷」(ゴウコク)というツボで、安眠効果だけではなく様々なメリットがあるので、万能のツボとして知名度が高い所です。自律神経の働きを助けたり、消化機能を助けたり、多汗症などにも効果があるといわれ、疲れている時に押すと痛みを感じます。場所は、手の甲側の親指と人差し指の間の付け根で、骨が分かれている所にあります。少し、人差し指側に押し込むようにするのがポイントです。親指で押すのが簡単ですが、爪が伸びていると跡がついてしまいます。きれいに切っておくか、ツボ押し棒などを使って押しもみしてみてください。

ツボ押し棒は、100均にも売っていますし、丸っこいペンなどを使っても良いでしょう。眠くなる方法としてだけではなく、頭痛を和らげる方法、肩こりを改善する方法としてもおススメできるツボで、体調に不安を感じた時は気軽に押してみましょう。家族や友達など、大切な人にも教えてあげたいツボです。

ツボだけじゃない!眠くなる方法

眠くなる方法として、ツボ押しをご紹介してきましたが、他にも効果的な方法はあります。それは、寝る環境を整えることです。疲れているからといって、ソファーやこたつで寝てしまったり昼寝をしてしまったりしていませんか?しっかりした生活リズム、環境が整っていないと夜になっても眠るスイッチが入りません。寝る2時間前までには、夕食と入浴は済ませておきましょう。お風呂はぬるめで、ゆっくり入るのが効果的です。ラベンダーなどの眠気を誘う入浴剤を入れてみても気持ちが良いです。

そして、テレビやパソコン、スマホなどを見ずに、リラックスできる音楽を流しましょう。照明も、明る過ぎない暖色の間接照明などにすると効果的です。あれこれと考えず、ストレッチしたり本を読んだり、親しい人と楽しくおしゃべりしたりして過ごすのがおススメです。

ベッドや布団にもこだわろう!

眠くなる方法の一つとして最後にご紹介するのは、寝具についてです。ベッドや布団が清潔で安らげる素材でないと、安眠することは難しいものです。真綿布団や羽毛布団などの軽くて熱を逃しにくい掛け布団は、くるまれると幸せな気持ちになります。また、敷き布団は体圧を分散してくれるものを選びましょう。柔らかすぎたり硬すぎると寝心地が悪いだけでなく、寝ても疲れがとれず、腰痛の原因になることもあります。

さらに、まくらも重要です。しっかりと首筋の隙間を埋めてくれて、高さも自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。もし自分一人で寝具を選ぶことに自信が無かったら、お店で実際に試してみて、アドバイザーとして経験豊富な店員さんにチェックしてもらうと良いでしょう。自分では気が付かない色々な視点からのアドバイスを受けられて、不眠の改善に役にたつかもしれません。

まとめ

眠れない夜が続いたら、今回ご紹介したツボや、環境の整え方などを参考にしてみてください。安眠効果が期待できる代表的なツボをピックアップしましたが、この他にもツボはたくさんあります。自分の体質に合ったツボを探してみてください。布団の中でツボを押すと、考え事ではなく、押している部分に意識が分散されるため、気持ちが切り替わりやすいです。まくらや布団にもこだわって、心地よく眠れるといいですね。

▼参照URL
http://jiritsuguide.com/improvement/tsubo_anmin.html
http://www.cbynumjuiceplus.com/archives/339

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