【商品レビュー記事】スキンチェッカーで肌質チェック!自分の肌に合ったケアを始めよう

2019年6月17日
スキンケアチェッカー

健やかな肌を作るためには、肌のうるおいを作ってくれる水分と油分が必要です。適度な水分・油分があり、うるおった肌は外からの刺激にも強く、シワなどの肌トラブルにも強い状態です。

逆に言うと、肌トラブルを予防・改善するためには、肌の水分・油分のバランスを理想的な状態に保つ必要があるといえます。しかし、実際問題、いきなり水分、油分と言われても、戸惑ってしまう人もいるかもしれません。自分の肌の状態が本当はどうなっているのかなんて、なかなかわからないものです。

そこで、おすすめしたいのが肌の状態を自宅で簡単に測定できる「スキンケアチェッカー」なのです。このコラムでは、コスメコンシェルジュである筆者が、スキンケアチェッカーを使うメリットを徹底解説します。

スキンケアチェッカーで水分・油分のバランスを知る

スキンケアチェッカー

今回、筆者が使ったのは「スキンケアチェッカー」といわれる機器。自分の肌の水分・油分のバランスを自宅で気軽に測れる便利なアイテムです。肌の水分・油分バランスといえば、肌の健康状態を教えてくれる大切なサイン。「うるおい」は健康な肌に不可欠の条件ですが、そのうるおいに必要なのが水分と油分です。水分はうるおいのもとになりますし、油分にはうるおいをキープする働きがあります。つまり、肌に十分な水分と油分がないと、肌のうるおいは保てないということです。

肌にうるおいがないと肌のバリア機能が低下して外からの刺激に弱くなってしまいますし、肌のターンオーバーにも悪影響があります。肌荒れもしやすくなりますし、シミやしわといったトラブルも起きやすくなります。年齢に負けない肌を作るためにも、肌の水分・油分のバランスを整えることはとても大切なことといえるでしょう。

肌質に合ったスキンケアを考えよう

スキンケアの役割は、肌の水分や油分のバランスを整え、肌を健やかな状態に保つこと。そのためにも、自分の今の肌の状態にあったお手入れをすることが大切です。人間の肌には、水分・油分のバランスからいくつかのタイプに分かれるといわれています。

・オイリー肌

油分、水分ともに多いタイプです。皮脂の分泌量が多いため、肌のテカリやニキビ、毛穴の黒ずみといったトラブルが起きやすくなっています。

・普通肌

水分・油分のバランスがとれた状態の肌です。トラブルが起きにくいといわれています。

・乾燥肌

水分、油分が少なく、肌が乾燥している状態です。肌のバリア機能が低下しており、刺激にも弱い傾向があります。

・インナードライ肌

油分は十分にあるものの、水分が足りない状態です。一見オイリー肌のようにも見えますが、肌の奥のうるおいが足りなく、乾燥してしまっています。

 

普通肌以外は、水分・油分のバランスに問題があり、何らかのトラブルが起きやすい状態といえます。肌トラブルを予防するためにも、スキンケアで水分・油分のバランスを理想的な状態に改善していく必要があるといえるでしょう。

なお、理想的な水分量については、40~50%といわれています。一方、油分についてはこれよりも少ない量が理想です。また、同じ顔でも部分によって乾燥しやすいところとそうでないところがあるということも知っておくべきかもしれません。これは、皮脂腺の多い場所とそうでない場所があるためです。

額や鼻といったTゾーンは皮脂腺が多く、オイリーな状態になりやすいところです。逆に、皮脂腺の少ないまぶたや口元は乾燥しやすくなっています。人によっては部分によって肌質が大きく違い、複数の肌質を持つタイプの人もいます(いわゆる混合肌)。

スキンケアチェッカーを使った結果は?

スキンケアチェッカー

コスメカウンターで、美容部員に肌年齢や肌の状態を確認してもらったことのある人もいると思います。その作業を自宅で簡単にできるようにしたのが「スキンチェッカー」です。この機器を使えば、自宅で自分の肌タイプを確認できます。また、毎日気軽に肌の調子をチェックできるため、日頃のスキンケアに何か問題がないかどうか確認するのにもよいでしょう。それでは、筆者の肌の状態はどうなっているのでしょうか。実際に試してみました。

スキンケアチェッカーの使い方はかなり簡単です。気になるところに機器の先端をあて、ボタンを押すだけ。測定は5秒くらいで終了します。筆者の場合、もともと皮脂の分泌量が少なく、乾燥しやすい口元の肌で測定を行いました。

普段のスキンケア(導入美容液、化粧水、クリーム)の直後に測った結果は、水分・油分ともにバランス良好。一応コスメの資格を持っている身としては、一安心という結果になりました。ただ、他のタイミングで測ったところ、「油分はそこそこあるものの、水分量が少ない」という結果も出ています。

やや乾燥肌(インナードライ肌)の傾向があるということなのかもしれません。今後は保湿により力を入れるべく、保湿力のある美容液を加える、いつも使っている化粧水にもう少し保湿成分を足す、といった対策を取ろうと思います。

このように、スキンケアチェッカーを使うと、今後のスキンケアの方針も決まります。このこともスキンケアチェッカーを使うメリットといえるでしょう。

定期的にチェックしてみては?


肌トラブルを避けるためには肌質に合ったスキンケアアイテムを使い、肌の水分・油分バランスを改善していくことが重要といえます。人それぞれ肌質は違いますし、また季節によっても若干コンディションが異なってくる可能性があります。

湿度の低い冬は乾燥しやすいなど、肌は気温や湿度などの影響も受けるからです。効果的なスキンケアを行うためにも、「スキンケアチェッカー」のようなアイテムを使って、自分の肌質を定期的に測定することは大切です。「本当に自分の肌質に合ったケアをしたい」という人にこそ、試して欲しいアイテムといえるでしょう。

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ライタープロフィール

【ponapona】
20代前半体調を崩したのをきっかけに、美容と健康に関心を持つ。大学卒業後、司法書士事務所のアルバイト等を経てライターに。
美容・健康ジャンルを中心に幅広く執筆中。特にインナービューティーやスキンケア、フィットネス、脱毛の話題を得意にしている。
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