0歳の赤ちゃんに読み聞かせる絵本、おすすめは?

2016年7月11日

「まだ言葉も話せない赤ちゃんに、絵本を読んであげるのは早すぎるかな?」と思っているママもいるかもしれません。絵本の読み聞かせは、生後3カ月ぐらいから始める家庭が多いですが、生後1カ月から始める人もいれば、生後半年たってからの人もいてそれぞれです。絵本の内容はわからない月齢でも、ママがやさしい声で読み聞かせをしてくれたら、赤ちゃんも安心することでしょう。同じ絵本を読み聞かせていると、月齢が進むにつれて反応も変わってきて面白いですよ!

鮮やかな色、繰り返しやリズムのある絵本

0歳の赤ちゃんは、まだ視力が完成されていません。そのため、ハッキリとした色を好む傾向にあります。『しましまぐるぐる』は、 色鮮やかなしましまやぐるぐるがいっぱいで、月齢の低い赤ちゃんも興味を示します。『じゃあじゃあびりびり』も明確なイラストで、「わんわん」「ぶーぶー」など、赤ちゃんの聞き覚えのある音にあふれた絵本です。『がたんごとんがたんごとん』は、電車の音と「のせてくださーい」の繰り返しで構成されています。「次は誰が乗るのかな?」と親子でワクワクしながら読んで下さいね。

美味しそうな食べ物の絵本

『くだもの』は、写真のようにリアルでみずみずしい果物が描かれています。切った果物を「さあ どうぞ」と差し出されたら、赤ちゃんも大喜びです。親子で食べるマネをしながら読むと楽しめますね。『しろくまちゃんのほっとけーき』も、赤ちゃんに大人気の絵本です。特に赤ちゃんが好きなページが、ホットケーキがだんだん焼けていく様子を描いたページ。「ぽたあん」「どろどろ」「ぴちぴち」と、楽しい擬音とともに美味しそうなホットケーキが焼き上がります。まだホットケーキを食べたことがない赤ちゃんも、食欲を刺激されることでしょう。

赤ちゃんの生活に密着した絵本

赤ちゃんは、人の顔に興味を示します。『かおかおどんなかお』は、「わらった顔」「おこった顔」「かなしい顔」など、バリエーション豊かな顔が登場します。読む時は、ママも絵本と同じ顔を作って赤ちゃんに見せてあげましょう。絵本の顔とママの顔を赤ちゃんは見比べて、楽しみますよ。赤ちゃんの身近にあるコップをテーマにしたのが『コップちゃん』。コップちゃんがごあいさつしたり、車になったり、「いないいないばあ」をしたり。とってもかわいいコップちゃんに、ママも癒されます。

まとめ

0歳の赤ちゃんは、ストーリーを楽しむというよりも、単純明快なイラストや面白い言葉の響きを楽しんでいます。ママも慣れない育児で疲れがたまっているかもしれませんが、絵本を読むことでホッと心がゆるみますよ。大好きなママに読んでもらう絵本は、赤ちゃんの心の栄養になりますね。

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